柿木沢村(読み)かきのきざわむら

日本歴史地名大系 「柿木沢村」の解説

柿木沢村
かきのきざわむら

[現在地名]氏家町柿木沢

氏家新田の東に位置する。柿沢とも記した。近世は初め宇都宮藩領、寛延二年(一七四九)下総佐倉藩領、安永三年(一七七四)上知されて再び宇都宮藩領となり、嘉永三年(一八五〇)幕府領となり幕末に至る。喜連川藩領の早乙女そうとめ(現喜連川町)と宇都宮藩領の当村・狭間田はざまだ村と関俣せきまた(現高根沢町)の境界不分明であったため、寛永一五年(一六三八)に幕府評定所で藩領境が決定されている(「山境相論裁許状」小野耕文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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