日本歴史地名大系 「氏家町」の解説 氏家町うじいえまち 栃木県:塩谷郡氏家町面積:五〇・七〇平方キロ塩谷郡の南東部に位置し、西境を鬼怒川、中央部を五行(ごぎよう)川が南流、北部を荒(あら)川が東流する。東は那須郡南那須町、西は河内(かわち)郡河内町・上河内村、南は高根沢(たかねざわ)町、北は塩谷町・矢板市・喜連川(きつれがわ)町に接する。JR東北本線が南北に抜け、氏家駅・蒲須坂(かますさか)駅が開設している。国道四号が東北本線の東側に沿い、また国道二九三号が中央部を東西に通る。近世には奥州街道宿場の氏家宿、鬼怒川の阿久津(あくつ)河岸があり、交通や経済・文化の交流地として繁栄した。明治二二年(一八八九)の町村制施行によって氏家町・熟田(にいた)村が成立。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by