精選版 日本国語大辞典 「栄螺尻」の意味・読み・例文・類語 さざえ‐じり【栄螺尻】 〘 名詞 〙① サザエの殻の先のらせん状になった部分。また、らせん状のもの。[初出の実例]「耳の音を聞く訳は丁ど此の耳の穴は近く云はば、栄螺じりのやうに成って」(出典:志都の岩屋講本(1811)下)② ( サザエの尻が巻いているところから ) 心のねじけた人、偏狭な人のたとえ。さざいじり。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例