栗子峠(読み)くりことうげ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「栗子峠」の意味・わかりやすい解説

栗子峠
くりことうげ

福島・山形両県境,栗子山南麓にある峠。標高 950m。板谷峠越えが 1899年に廃道となったのち,栗子峠越えが福島-米沢間の重要な連絡道となった。現在長さ約 2.7kmの西栗子トンネル,約 2.4kmの東栗子トンネルなど,いくつものトンネルで貫通 (国道 13号線) ,冬季の路面凍結を避けるため,ロードヒーティングが施されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む