根白石植物群(読み)ねのしろいししょくぶつぐん

最新 地学事典 「根白石植物群」の解説

ねのしろいししょくぶつぐん
根白石植物群

Nenoshiroishi flora

宮城県の秋保層群白沢層中の上・下2層準の植物化石群。後期中新世。108種。Juglans・Alnus・Betula・Fagus・Zelkova・Acerなどの(冷)温帯広葉樹が主。Parabenzoin・Cinnamomum・Ilexなどの暖温帯種やLiriodendron・Sassafras・Firmiana・Catalpaなどの日本からの消滅属を交え,三徳型植物群に対比できる。層準によって構成種がやや異なり,下部植物群で多産するAlnus・Betula・Sassafrasは上部植物群では産出せず,上部は温暖種および消滅属も下部に比べて少ない。参考文献:H. Okutsu(1940) Jubl. Publ. Commen. Prof. H. Yabe’s 60th Birthday, Vol.2:613

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