桂の影(読み)かつらのかげ

精選版 日本国語大辞典 「桂の影」の意味・読み・例文・類語

かつら【桂】 の 影(かげ)

  1. ( 「かつら(桂)」から ) 月の光。月の姿。
    1. [初出の実例]「月のすむ河のをちなる里なればかつらのかげはのどけかるらむ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)松風)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android