案じ出だす(読み)あんじいだす

精選版 日本国語大辞典 「案じ出だす」の意味・読み・例文・類語

あんじ‐いだ・す【案出】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 思いをめぐらして、計画・くふうを思いつく。くふうして考え出す。案出する。案じだす。案じいず。
    1. [初出の実例]「師直如何せんと歎きけるが、すべき様有りと案(アンジ)出して」(出典太平記(14C後)二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む