デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桜島国重」の解説 桜島国重 さくらじま-くにしげ ?-? 鎌倉時代の大工。承元(じょうげん)2年落雷で焼失した京都法勝寺の八角九重塔の再建にたずさわり,建暦(けんりゃく)3年(1213)完成させた。桜島国宗とおなじ東大寺系の工匠とおもわれる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の桜島国重の言及 【桜島国宗】より …当時の大工の実態は不明な点が多いだけに,受領名や叙位,担当建物のわかる彼の存在は貴重である。13年(建保1)完成の法勝寺九重塔の大工駿河権守桜島国重は,共通する受領名,苗字からみて国宗の子か直弟子であろう。【西 和夫】。… ※「桜島国重」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by