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桜島国宗 さくらじま くにむね

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

桜島国宗 さくらじま-くにむね

?-? 鎌倉時代の大工。
東大寺大勧進の重源(ちょうげん)のもとで,物部為里(もののべ-ためさと)とともに大仏殿再建の事業にあたり,建久6年(1195)に完成。駿河権守(するがのごんのかみ)に任じられた。

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朝日日本歴史人物事典の解説

桜島国宗

生年:生没年不詳
鎌倉初期の番匠大工。東大寺大勧進俊乗坊重源の下で,物部為里と共に東大寺伽藍再建に活躍し,従五位下・駿河権守の位官を授けられた。建久8(1197)年には為里と共に戒壇院の造営に,その2年後には法華堂(三月堂)礼堂の造営を行っているが,以降の消息は明らかでない。のち建暦3(1213)年,栄西に従って京都の法勝寺九重塔を造営した大工駿河権守桜島国重は,国宗の子であろう。桜島姓の番匠大工は史料上はこの2人だけである。

(永井規男)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典 第2版の解説

さくらじまくにむね【桜島国宗】

鎌倉時代,東大寺再建に活躍した大工。生没年不詳。1180年(治承4)焼失し重源(ちようげん)が大勧進職となって再建した東大寺の工事を,宋人の陳和卿(ちんなけい),日本人工匠の物部為里(もののべのためさと)とともに担当した。86年(文治2)4月10日,為里とともに周防の杣山(そまやま)に入って再建用の材木を探し,90年(建久1)10月26日に駿河権守に任命された。年月不明だが従五位下の位を許されている。

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