20世紀日本人名事典 「桜田佐」の解説 桜田 佐サクラダ タスク 昭和期のフランス文学者,児童文学者 生年明治34(1901)年4月29日 没年昭和35(1960)年12月20日 出生地東京・麻布 学歴〔年〕東京帝大仏文科〔大正14年〕卒 経歴大正15年東京高校教授。文部省在外研究員としてパリ大学に留学し、昭和4年帰国後ドーデの短篇集「風車小屋だより」「アルルの女」などを次々に翻訳した。戦後は法政大教授としてフランス語を講ずるかたわら児童文学者協会に所属して「家なき子」なども子供むけに翻訳する。昭和32年から34年にかけて長編児童小説「こどもの朝」「こどもの旅」「こどもの道」の三部作を発表した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by