桜酒(読み)さくらしゅ

精選版 日本国語大辞典 「桜酒」の意味・読み・例文・類語

さくら‐しゅ【桜酒】

  1. 〘 名詞 〙 桜の実のしぼり汁に、アルコールと濃厚な砂糖溶液を混ぜ、ベニバナのしぼり汁を加えて着色した混成酒
    1. [初出の実例]「若しわが望かなはむをりには、報に桜酒を一口飲ませむ」(出典:ふた夜(1892)〈森鴎外訳〉後の夜)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android