梓に鏤む(読み)あずさにちりばむ

精選版 日本国語大辞典 「梓に鏤む」の意味・読み・例文・類語

あずさ【梓】 に=鏤(ちりば)む[=刻(きざ)む]

  1. ( 「梓」は版木の意、「ちりばむ」は刻むの意 ) 書物を版木に彫りつける。本を発行する。出版する。上梓する。
    1. [初出の実例]「さてもよき笑草(わらひぐさ)の種なるかな。あづさにちりばめて世にひろめんといふ」(出典咄本・一休関東咄(1672)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 笑草

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む