棚曇る(読み)タナグモル

デジタル大辞泉 「棚曇る」の意味・読み・例文・類語

たな‐ぐも・る【棚曇る】

[動ラ四]一面に雲が広がる。すっかり曇る。とのぐもる。
「―・り雪は降りさ曇り雨は降り」〈・三三一〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「棚曇る」の意味・読み・例文・類語

たな‐ぐも・る【棚曇】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「たな」は接頭語 ) 一面に曇る。曇りわたる。とのぐもる。
    1. [初出の実例]「棚曇利(たなぐもリ) 雪は降り来 さ曇り 雨は降り来」(出典万葉集(8C後)一三・三三一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む