デジタル大辞泉 「楚然」の意味・読み・例文・類語 そ‐ぜん【×楚然】 [ト・タル][文][形動タリ]あざやかなさま。「緑りの枝を通す夕日を脊に…―として織り出されたる女の顔は」〈漱石・草枕〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「楚然」の意味・読み・例文・類語 そ‐ぜん【楚然】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 あざやかなさま。楚楚。[初出の実例]「暮れんとする晩春の蒼黒く巖頭を彩どる中に、楚然として織り出されたる女の顔は」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉一〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例