楽吉左衛門(読み)ラク キチザエモン

20世紀日本人名事典 「楽吉左衛門」の解説

楽 吉左衛門(12代目)
ラク キチザエモン

明治〜昭和期の陶芸家,茶碗師 楽焼家元;千家十職・楽家12代目。



生年
安政4年(1857年)

没年
昭和7(1932)年9月24日

出生地
京都

本名
田中 喜長

別名
陶号=楽 弘入(ラク コウニュウ),別号=雪馬

経歴
明治4年千家十職の一つ、楽焼茶碗を製作する12代目吉左衛門を襲名。大正8年滋賀県石山に隠居

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

朝日日本歴史人物事典 「楽吉左衛門」の解説

楽吉左衛門

楽家は桃山時代長次郎に始まる京都,楽焼の陶工一子相伝を旨とする。2代常慶,3代道入と続き,4代一入以後代々吉左衛門を通称とする。以後,5代宗入,6代左入,7代長入,8代得入,9代了入,10代旦入,11代慶入,12代弘入,13代惺入,14代覚入と続き,平成の15代吉左衛門に至る。

(矢部良明)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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