横隔神経(読み)おうかくしんけい(その他表記)phrenic nerve

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「横隔神経」の意味・わかりやすい解説

横隔神経
おうかくしんけい
phrenic nerve

頸神経叢の枝で,横隔膜運動を支配する神経。第3~5頸神経から出て,前斜角筋の前を横切り,鎖骨下動・静脈の間を通って胸腔に入り,次いで縦隔胸膜と心膜の間を下って横隔膜に達する。わずかながら感覚線維および交感神経線維を含む。

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世界大百科事典(旧版)内の横隔神経の言及

【呼吸】より

… 呼吸運動は,脳幹部の呼吸中枢で形成される自動的周期性興奮が,呼吸筋支配運動ニューロンを経由して呼吸筋へ送られることによって起こる。たとえば横隔膜は,第3・4頸髄の運動ニューロン群から発する横隔神経に支配されているので,それ以下のレベルでの脊髄損傷で肋間筋の運動麻痺が起こっても,横隔膜による呼吸運動は続けることができる。
[肺気量と肺容量]
 安静時呼吸での呼息後,胸郭は中間状態,安静時呼息位(基準位)にある。…

※「横隔神経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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