橘薫(読み)タチバナ カオル

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「橘薫」の解説

橘 薫
タチバナ カオル


肩書
宝塚歌手

経歴
大正14年宝塚音楽歌劇学校に入る。昭和5年白井鉄造パリ帰朝みやげ第1回作品「パリゼット」の中で三浦時子コンビを組んで歌い、人気を得た。14年退団後もシャンソン歌手として舞台活躍

没年月日
昭和38年 11月4日 (1963年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

世界大百科事典(旧版)内の橘薫の言及

【少女歌劇】より

… 27年,岸田辰弥の欧米見学帰国作品《モン・パリ》が上演され大きな反響をよぶが,これは幕なし16景の日本最初の本格的レビューであり,それまでの日本調の舞踊劇やお伽歌劇から飛躍して,その後の本格的レビュー時代を到来させる重要な契機となった。続いて白井鉄造が洋行,帰国してレビュー作品《パリゼット》(1930)を発表,橘薫,三浦時子のエッチン・タッチンのコンビが人気を集めた。33年に20周年記念作品《花詩集》が生まれ,葦原(あしはら)邦子,桜緋沙子のコンビ,続いて小夜(さよ)福子,奈良美也子らのスターが人気を集めた。…

※「橘薫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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