精選版 日本国語大辞典 「橡麺棒」の意味・読み・例文・類語
とちめん‐ぼう【橡麺棒】
- 〘 名詞 〙
- ① 橡麺を薄く打ち延ばすのに用いる棒。
- [初出の実例]「天秤棒とちめんぼうを始めとして棒づくめにせんと取り囲めば」(出典:黄表紙・面向不背御年玉(1787))
- ② ( 「とちめく坊」の変化したものか ) うろたえる人。とちめんぼうを食う人。うろたえぼう。あわてもの。
- [初出の実例]「何でもうせたら、とちめんぼう、よい慰みで有べしを」(出典:浄瑠璃・忠臣金短冊(1732)序)
顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...