精選版 日本国語大辞典 「橡麺棒」の意味・読み・例文・類語
とちめん‐ぼう【橡麺棒】
- 〘 名詞 〙
- ① 橡麺を薄く打ち延ばすのに用いる棒。
- [初出の実例]「天秤棒とちめんぼうを始めとして棒づくめにせんと取り囲めば」(出典:黄表紙・面向不背御年玉(1787))
- ② ( 「とちめく坊」の変化したものか ) うろたえる人。とちめんぼうを食う人。うろたえぼう。あわてもの。
- [初出の実例]「何でもうせたら、とちめんぼう、よい慰みで有べしを」(出典:浄瑠璃・忠臣金短冊(1732)序)
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...