20世紀日本人名事典 「檜垣麟三」の解説
檜垣 麟三
ヒガキ リンゾウ
昭和期の歯科医学者 東京医科歯科大学名誉教授・元付属病院長。
- 生年
- 明治26(1893)年8月11日
- 没年
- 昭和45(1970)年1月29日
- 出生地
- 広島県呉市
- 学歴〔年〕
- 東京帝大医科大学〔大正8年〕卒
- 学位〔年〕
- 医学博士〔昭和9年〕
- 経歴
- 大正9年文部省歯科医術開業試験付属病院助手、11年歯科医師試験委員、昭和4年東京高等歯科医学校教授、同年文部省在外研究員として欧米出張、6年帰国。15年宮内省嘱託、19年東京医学歯科専門学校教授、21年付属病院長、24〜34年東京医科歯科大歯学部長、35年定年退官し、名誉教授。この間、32年歯科医師試験審議会委員、歯学視学委員、33年大学院基準特別委員会委員。37年日本歯科医学会会長、39年神奈川歯科大学長。また歯科保存口腔治療学会、日本歯槽膿漏学会各会長、付属衛生士学校長、同技工士学校長も務めた。著書に「根管治療」「口腔治療学」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報