欠皿(読み)かけざら

精選版 日本国語大辞典 「欠皿」の意味・読み・例文・類語

かけ‐ざら【欠皿】

[1] 欠け損じた皿。また、欠点のあるもののたとえ。
浄瑠璃双生隅田川(1720)三「左の手が六つゆび、其の代(かはり)に右の手が三本、十(とを)に足らずのかけ皿」
[2] 紅皿欠皿伝説で、継母と醜い妹(紅皿)に殺されようとするが、最後には幸福をつかむ美しい姉娘の名。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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