…有名な歙硯(しようけん)は婺源県の歙渓から産する硯石で,南唐のころから世に聞こえ,端渓硯よりはやくから知られていたが,宋代には佳石がなくなったという。日本では誤り伝えて〈きゅうけん〉,歙州硯(きゆうじゆうけん)と呼ぶことが多い。また,南唐のころ,この地の墨匠李廷珪らが名墨をつくり,国宝として珍重されたが,徽墨の名声は現在まで,国の内外に喧伝されている。…
※「歙州硯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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