正矢(読み)セイシ

デジタル大辞泉 「正矢」の意味・読み・例文・類語

せい‐し【正矢】

1からある角の余弦を減じたもの。1-cos Aを角Aの正矢という。和算八線表とよぶ三角関数表にみえる。

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精選版 日本国語大辞典 「正矢」の意味・読み・例文・類語

せい‐し【正矢】

  1. 〘 名詞 〙 1からある角の余弦を引いた値。すなわち 1-cosθ を角θの正矢という。
    1. [初出の実例]「勾股弦の法及び八線の表は、円を割の法なり。円を割もの八線あり。一曰正弦線、二曰正切線、三曰正割線、四曰正矢線」(出典:和蘭天説(1795))

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