此れなり(読み)これなり

精選版 日本国語大辞典 「此れなり」の意味・読み・例文・類語

これ‐なり【此なり・是なり】

  1. 〘 名詞 〙 ( 副詞的にも用いる ) 物事が、そこに示されているままの状態様子でこれきり変わらないさま。現在の状態。今のまま。このまま。
    1. [初出の実例]「是なりで正月もするかれ野かな〈沙目〉」(出典:俳諧・俳諧新選(1773)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android