武西村(読み)むざいむら

日本歴史地名大系 「武西村」の解説

武西村
むざいむら

[現在地名]印西市武西・武西学園台むざいがくえんだい大塚おおつか

安養寺あんようじ村の西に位置し、寛文期(一六六一―七三)と推定される国絵図では印旛いんば沼に通じる水路が南にある。元禄郷帳にムザイの訓を付す。寛永二年(一六二五)知行宛行状に村名がみえ、村内一七五石余が旗本鎮目領。「寛文朱印留」では佐倉藩領。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高二六五石余で、幕府領と旗本杉原・永井領。その後佐倉藩領に復し、寛延二年(一七四九)の佐倉藩領村高覚では高二六四石余、夫役永八二文余・野銭永二〇〇文・百姓山銭永七九三文余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android