水路(読み)すいろ(英語表記)aqueduct

翻訳|aqueduct

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

水路
すいろ
aqueduct

水を移送するための人工の通路。目的によって灌漑用の用水路排水路,上下水道用水路,発電用導水路,多目的導水路などに,形式によって開水路管水路などに分けられる。歴史は古く,バビロニアアッシリア,エジプトにおける灌漑用水路,ギリシア世界における灌漑用水路および池や噴水池に水を供給する水路トンネルなど,多くのすぐれた技術が知られている。この伝統は古代ローマに受継がれ,有名なアッピア水路 (前 312,長さ 16.5km) やアニオ・ウェトゥス水路 (前 272,長さ 51km) など,多くの水路が建設された。日本でも戦国時代以後,多くの水路が建設され,第2次世界大戦後は愛知用水豊川用水香川用水など大規模な水路が建設されている。

水路
すいろ
waterway

海,湖,川,運河など,船舶の航行することのできる水面。国内水路と国際水路とがあり,後者については協調をはかるため 1912年モナコに国際水路局が設置され,5年ごとに国際水路会議が開かれている。

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デジタル大辞泉の解説

すい‐ろ【水路】

水の流れるみち。
用水を流すためのみち。送水路。「水路を引いて開墾する」
海・河川・運河などの船舶の通るみち。航路。
プールをブイでいくつかに区切り、競泳者が泳ぐ部分を定めたみち。コース。「短水路」「長水路

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大辞林 第三版の解説

すいろ【水路】

水を送るための人工のみち。送水路。導水路。 「農業用-」
海・川・湖・運河などの、船の航行する道。航路。 「 -測量」
競泳で、各泳者に与えられたプールのコース。

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