安養寺(読み)あんようじ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

安養寺
あんようじ

鳥取県米子(よなご)市福市(ふくいち)にある寺。会見山西月院(さいげついん)と号し、時宗(じしゅう)に属する。1331年(元弘1)後醍醐(ごだいご)天皇の隠岐(おき)配流のとき、その身を案じた皇女瓊子(たまこ)内親王は当地まで随従して尼僧(安養尼)となったが、天皇還幸ののち、建武(けんむ)年間(1334~1336)に後醍醐天皇勅願所として瓊子内親王によって創建された。内親王没後、15代までは尼寺。江戸時代には寺領100石の朱印地として明治維新まで栄えた。本尊の阿弥陀如来(あみだにょらい)は鎌倉時代の春日(かすが)仏師の作と伝えられる。[大鹿実秋]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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