歩に回る(読み)ぶにまわる

精選版 日本国語大辞典 「歩に回る」の意味・読み・例文・類語

ぶ【歩】 に 回(まわ)

  1. 利息を生み出すものとして用いることができる。
    1. [初出の実例]「殊に諸げいもよく、御ないせうもよいげな、ぶにまわる家がござるが」(出典:評判記・役者口三味線(1699)京)
  2. 利益が多くなる。得になる。
    1. [初出の実例]「歩に廻るならわしゃ尼になろ」(出典:雑俳・秋の月(1743))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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