歩違(読み)あるきたがう

精選版 日本国語大辞典 「歩違」の意味・読み・例文・類語

あるき‐たが・う ‥たがふ【歩違】

[1] 〘自ハ四〙 行きちがう。行きちがいになる。
散木奇歌集(1128頃)夏「五月五日春宮大夫公実のもとより、あるきたがはであれ、ものへいかんにぐせんとありけれど」
[2] 〘自ハ下二〙 (一)に同じ。
※清輔集(1177頃)「人のもとへまかれりけるにあるきたがへたるよしをいひていれざりければいひいれける」

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