死に掛ける(読み)シニカケル

デジタル大辞泉 「死に掛ける」の意味・読み・例文・類語

しに‐か・ける【死に掛ける/死に懸ける】

[動カ下一][文]しにか・く[カ下二]今にも死にそうになる。死にひんする。「危うく―・けた」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「死に掛ける」の意味・読み・例文・類語

しに‐か・ける【死掛】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 死にそうになる。死にかかる。
    1. [初出の実例]「観客は死にかけている老優の半身不随の身体から出る、芸のエッセンスのような低い声に感動する」(出典:火の鳥(1949‐53)〈伊藤整〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android