半身不随(読み)はんしんふずい(英語表記)hemiplegia

翻訳|hemiplegia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

半身不随
はんしんふずい
hemiplegia

麻痺脳出血などの脳血管障害頭部外傷,脳腫瘍その他によって運動線維の経路が障害を受けたときに生じる半身麻痺で,原則として核性のときは弛緩,核下性のときはけいれんを示す。多くは脳の内包の一部,ことにその下部に変化が現れるので,病変部と反対側の足,手,下部顔面神経,舌咽神経の支配部が侵されやすい。

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デジタル大辞泉の解説

はんしん‐ふずい【半身不随】

身体の左右いずれか半分が麻痺(まひ)し、思うように動かなくなること。脳出血などでみられ、脳の障害部位の反対側の半身に麻痺が起こる。片麻痺(へんまひ)。

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百科事典マイペディアの解説

半身不随【はんしんふずい】

片麻痺(へんまひ)とも。急性の脳内循環障害により運動神経路が冒されたとき,反対側の手足・体幹・顔面筋が麻痺すること。原因は脳溢血(いっけつ),脳梗塞脳腫瘍(しゅよう)など。最初2〜3日は弛緩(しかん)性麻痺,のち痙攣(けいれん)性麻痺となり,麻痺側に充血,チアノーゼ,発汗,皮膚温度の異常などを伴うことがある。また,ときに失語症を呈する。治療は,マッサージや電気療法などの理学療法や作業療法によるリハビリテーションなど。
→関連項目中気

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大辞林 第三版の解説

はんしんふずい【半身不随】

片麻痺へんまひの通称。身体の左右いずれかの側に運動麻痺のある状態。大脳皮質から頸髄までの障害で生ずる。脳出血や脳梗塞の症状としてみられることが多い。かたまひ。

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精選版 日本国語大辞典の解説

はんしん‐ふずい【半身不随】

〘名〙 脳内の出血、血栓、腫瘍(しゅよう)などで一側大脳半球の組織が冒され、その結果障害のある側の反対側の半身が麻痺(まひ)すること。片麻痺(へんまひ)
※文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉二「半身不随の症に陥りたり」

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世界大百科事典内の半身不随の言及

【片麻痺】より

…身体の片側(左または右)半身の運動が障害され麻痺をきたしたものをいう。いわゆる半身不随のことで,半身麻痺ともいう。大脳や脳幹部などの障害においてみられる。…

※「半身不随」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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