精選版 日本国語大辞典 「残り無い」の意味・読み・例文・類語
のこり‐な・い【残無】
- 〘 形容詞口語形活用 〙
[ 文語形 ]のこりな・し 〘 形容詞ク活用 〙 残っているものがない。すべてである。ありったけである。現在では連用形を副詞的に用いることが多い。- [初出の実例]「のこりなく散るぞめでたき桜花ありて世の中はての憂ければ〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)春下・七一)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...