精選版 日本国語大辞典 「残方無し」の意味・読み・例文・類語
のこる【残】 方(かた)無(な)し
- 残っているところがない。すべてにゆきとどいている。完全である。
- [初出の実例]「明がたに秋のね覚や成りぬらんのこるかたなく物ぞかなしき」(出典:蓬左文庫本壬二集(1237‐45))
- 「大医をむかへ、価の貴き人参を用ひ、残方なき養生に、母の病も全快し」(出典:談義本・根無草(1763‐69)後)
4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...