大医(読み)タイイ

デジタル大辞泉 「大医」の意味・読み・例文・類語

たい‐い【大医】

非常にすぐれた医者名医
竜動ロンドンより―某を招て」〈織田訳・花柳春話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大医」の意味・読み・例文・類語

たい‐い【大医】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ひじょうにすぐれた医師。名医。
    1. [初出の実例]「末代の一切衆生はいかなる大医、いかなる良薬を以てか可治」(出典:日蓮遺文‐妙法曼陀羅供養事(1273))
    2. 「類稀なる御病根、典薬大医は申に不及〈略〉明経・明法・神祇伯、奉幣しきりに」(出典:歌舞伎・名歌徳三舛玉垣(1801)五立)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐桓栄〕
  3. 仏語。仏の異称。〔法苑珠林‐三〇〕
  4. 典薬(てんやく)の唐名。〔運歩色葉(1548)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android