殿好(読み)とのごのみ

精選版 日本国語大辞典 「殿好」の意味・読み・例文・類語

との‐ごのみ【殿好】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 女が男を好くこと。
  3. 男をえりごのみすること。男に対するこのみ。
    1. [初出の実例]「御朱印握って殿好みつれないはそなた様」(出典:浄瑠璃・傾城反魂香(1708頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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