毛を焼く如し(読み)けをやくごとし

精選版 日本国語大辞典 「毛を焼く如し」の意味・読み・例文・類語

け【毛】 を 焼(や)く如(ごと)

  1. きわめて容易なことのたとえ。〔史記‐刺客伝・荊軻
  2. きわめて急なことのたとえ。
    1. [初出の実例]「毛(ケ)を焼(ヤ)くごとき短兵急を、のがれる智慧も出ぬまに、とくとくとせき立てられ」(出典露団々(1889)〈幸田露伴〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む