気を打つ(読み)きをうつ

精選版 日本国語大辞典 「気を打つ」の意味・読み・例文・類語

き【気】 を 打(う)

  1. 憂鬱(ゆううつ)になる。気がふさぐ。
    1. [初出の実例]「結構なる身躰、気(キ)をうつ事はあるまじき事なれ共」(出典:売卜先生糠俵後編(1778)下)
  2. おどろく。肝がつぶれる。
    1. [初出の実例]「年寄のこと故、みなみなも少し気を打って、さうさう引きおこして内へいれる」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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