気を触る(読み)きをふる

精選版 日本国語大辞典 「気を触る」の意味・読み・例文・類語

き【気】 を 触(ふ)

  1. 注意を他に向ける。気を取られる。
    1. [初出の実例]「よしないことに気をふれ、さいごの念をみださず共」(出典:浄瑠璃・心中天の網島(1720)橋尽し)
  2. 気にさわる。怒る。
    1. [初出の実例]「ただまいっていけん申たらば、気をふらるる事が御ざらうほどに」(出典:天理本狂言・酒講式(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む