気咎(読み)きとがめ

精選版 日本国語大辞典 「気咎」の意味・読み・例文・類語

き‐とがめ【気咎】

  1. 〘 名詞 〙 気がとがめること。やましく思うこと。
    1. [初出の実例]「さりながら此親は親らしいことを何一つ仕も為(せ)ねば、親と名乗るも気咎(キトガ)めして」(出典椀久物語(1899)〈幸田露伴〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android