気温し(読み)けぬるし

精選版 日本国語大辞典 「気温し」の意味・読み・例文・類語

け‐ぬる・し【気温】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「け」は接頭語 ) =けぬくし(気温)
    1. [初出の実例]「こち風もけぬるくなれば我宿の梅の匂ひをおりおりぞ見る」(出典:重之女集(1009頃))

け‐ぬく・し【気温】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「け」は接頭語 ) いくらかあたたかい。なんとなくぬくい。けぬるし。
    1. [初出の実例]「下氷けぬくくならはうちとけてなにのつららかいまはあるべき」(出典:相模集(1061頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む