気穢し(読み)けぎたなし

精選版 日本国語大辞典 「気穢し」の意味・読み・例文・類語

け‐ぎたな・し【気穢】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「け」は接頭語 ) 心がきたない。けがらわしい。いやしい。
    1. [初出の実例]「仏法修行はけきたなき心在るまじきなり」(出典:栂尾明恵上人遺訓(1238))
    2. 「夷三郎を尊重してこりをかき歩を運けん事よと、親疎に申されん事、いとけきたなく覚候」(出典:延慶本平家(1309‐10)一末)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む