気管支造影(読み)きかんしぞうえい(その他表記)bronchography

改訂新版 世界大百科事典 「気管支造影」の意味・わかりやすい解説

気管支造影 (きかんしぞうえい)
bronchography

気管支の中に造影剤を流し込んでX線造影を行うこと。ふつうの胸部X線写真では,気管支は明りょうに写らない。しかし,この方法を用いると,気管支を明確に造影することができる。使用造影剤は,X線吸収度が大きく,気管支粘膜に密着するが,吸収されず,造影後は速やかに痰として排出可能な物質がよく,一般には水溶性造影剤が用いられた。しかし,その後,造影剤が発売中止となったうえ,現在ではCTスキャン法により,肺を含め,胸部の病変が詳細に描出されるため,この気管支造影法はほとんど行われなくなった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む