普及版 字通 「氤」の読み・字形・画数・意味
氤
10画
[字形] 形声
声符は因(いん)。〔玉〕に「氤(いんうん)は元氣なり」とあり、気のさかんなさまをいう。
[訓義]
1. 気のさかんなさま。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕氤 フスボル・フカシ
[語系]
氤ien、咽yenは声義近く、中にこもって滞る意がある。氤と連語に用いる。・・iun、(温)unは声近く、・inもまた同系の語である。
[熟語]
氤鬱▶・氤▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報