水の月取る猿(読み)みずのつきとるさる

精選版 日本国語大辞典 「水の月取る猿」の意味・読み・例文・類語

みず【水】 の 月(つき)(と)る=猿(さる)[=猿猴(えんこう)

  1. 不可能なことを行なって失敗することのたとえ。→猿猴(えんこう)が月を取る
    1. [初出の実例]「月の都は名のみして、袖にも移されず、また手にも取られず、ただ徒らに水の月を、望む猿のごとくにて」(出典:謡曲・花筐(1435頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む