氷の楔(読み)こおりのくさび

精選版 日本国語大辞典 「氷の楔」の意味・読み・例文・類語

こおり【氷】 の 楔(くさび)

  1. 水が寒気によりかたく凍りついているさまを、くさびを打ちこんでそのようにかたく閉じ合わさったとみたてていう。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「なるたきのおちくるこゑのおとなきはこほりのくさひさしてけるかも」(出典:高遠集(1011‐13頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android