汗だく(読み)アセダク

精選版 日本国語大辞典 「汗だく」の意味・読み・例文・類語

あせ‐だく【汗だく】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「だく」は「だくだく」の略 ) 汗でびっしょり濡れるさま。また、物事に精を出しているさまにいう。
    1. [初出の実例]「わが、団扇の様な万寿丸は、豚の様な体を汗だくで、其全速力九ノットを出してゐた」(出典:海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉二五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android