汗付く(読み)あせつく

精選版 日本国語大辞典 「汗付く」の意味・読み・例文・類語

あせ‐つ・く【汗付】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 ( 「あせづく」とも ) 汗が出る。汗ばむ。また、衣服などが汗でしみる。
    1. [初出の実例]「天威を触(けが)して伏して悚り汗(アセツカフ)ことを増す」(出典:大唐三蔵玄奘法師表啓平安初期点(850頃))
    2. 「彼は汗づいた浴衣だけは脱ぎにかかった」(出典:ある心の風景(1926)〈梶井基次郎〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android