江戸風俗惣まくり(読み)えどふうぞくそうまくり

日本歴史地名大系 「江戸風俗惣まくり」の解説

江戸風俗惣まくり
えどふうぞくそうまくり

一冊

別称 江戸沿革

成立 弘化三年前後

写本 国立国会図書館(清華雑編乙集の内)東京大学史料編纂所

解説 外題に「江戸沿革」とあり、「江戸風俗惣まくり」は翻刻・刊行の際に付されたという。文化から弘化年間における江戸の世情・風俗について記した沿革誌。内容は衣食住玩具・遊芸・寺社の盛衰・四季の流行物などが中心で、さらに文学美術芸能に触れるなど幅広い範囲にわたる。

活字本 江戸叢書八

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む