日本歴史地名大系 「江濃記」の解説 江濃記ごうのうき 一巻写本 岐阜県立図書館・内閣文庫ほか解説 一五世紀後半から一六世紀後半の約一〇〇年間における近江国および美濃国内での抗争・戦乱を記す。近江国中心の前半部分と美濃国中心の後半部分は、用字用語・文体語彙の相違から元来別々の著作で、その二つをまとめた編者が別にいたのではないかとも考えられている。項目に佐々木両家わかりの事・六角京極合戦事・尼子合戦之事・京極生害之事・雲州佐々木由来有事・浅井出身事・野羅田合戦事・土岐殿事・永井ガ事・斎藤ガ事・土岐殿斎藤不和之事・道三最後之事・佐々木承禎出張事・浅井引退事がある。活字本 群書類従二一騰写本 岐阜史談会 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by