デジタル大辞泉 「池田炭」の意味・読み・例文・類語 いけだ‐ずみ【池田炭】 兵庫県川西市の一庫ひとくら付近で作り、大阪府池田に出荷したクヌギの木炭。一庫炭。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「池田炭」の意味・読み・例文・類語 いけだ‐ずみ【池田炭】 〘 名詞 〙 摂津国能勢郡(大阪府豊能郡)および川辺郡東谷村一庫(ひとくら)(=兵庫県川西市)などで焼いた上質の炭。豊島郡池田(大阪府池田市)の炭商人が炭市を立てて集荷し、大坂表へ積出したためこの称がある。一庫炭(ひとくらずみ・いちくらずみ)。いけだ。[初出の実例]「長者かやおほくくべ置池田炭(イケだスミ)〈定主〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の池田炭の言及 【池田[市]】より …猪名川の谷口集落としての池田は,戦国時代から月に12回の市が立ち,北摂山村の木炭,木材などと平地の農村の米などの商取引が盛んな在郷町であった。とくに池田炭と近世に発展した酒造業で有名であった。1910年箕面有馬鉄道(現在の阪急宝塚線・箕面線)の開通後は大阪の通勤圏に入り,住宅都市となっている。… ※「池田炭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by