汢ノ川村(読み)ぬたのかわむら

日本歴史地名大系 「汢ノ川村」の解説

汢ノ川村
ぬたのかわむら

[現在地名]窪川町仁井田にいだ 汢ノ川

仁井田川左岸、六反地ろくたんじ村の南にある。「仁井田郷談」(「南路志」所収)によれば、古くは仁井田庄久礼くれ郷一〇村の一。天正一六年(一五八八)の久礼分地検帳にヌタノ川村とみえ、地積七町四反余、ヤシキ七筆。うち佐竹分一町八反余、志和分五町五反余。江戸時代前期には土佐藩家老窪川山内氏の知行地

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android